デリケートゾーンの黒ずみを皮膚科で治す場合のレーザー治療とは
美容皮膚科では、デリケートゾーンの黒ずみを美白するための施術としてレーザー治療が取り扱われています。皮膚の基底層と呼ばれる部位にレーザーを照射することでメラニンを少しずつ破壊していく方法です。
弱いレーザーを少しずつ当てていくので痛みが少ないのが特徴で、週に1度の通院を5回程度繰り返すことで効果が表れ、施術完了となります。
なお、クリニックによって、メラニンの破壊だけでなく角質を除去する効果も同時に得られる特殊なレーザーを使っていたり、オリジナルで処方している美白クリームを使って自宅でのケアも併用したりなど、様々な方法をとっています。それによって治療費も違ってくるので、複数の皮膚科を比較してみるのがお勧めです。
デリケートゾーンの黒ずみは、ホルモンバランスの影響するところが大きく、レーザー治療に関しては30代以降の女性の患者さんが多いようです。
デリケートゾーン専用の美白クリームを長年使い続けても改善されないような頑固な黒ずみの場合には、レーザー治療を選択するのが賢明と言えます。
⇒デリケートゾーンの黒ずみ写真やビフォーアフター画像は本物?
デリケートゾーンの黒ずみを皮膚科で治す場合のケミカルピーリングとは
ケミカルピーリングも、美容皮膚科などの医療機関で採り入れられている代表的なデリケートゾーンの黒ずみ治療方法です。
これは、サリチル酸や乳酸、コウジ酸といった酸を数種類組み合わせて作ったピーリング材を湿布し、洗い流すことで古くなった角質を除去し、細胞の生まれ変わりを促進させる働きがあります。
ケミカルピーリングは、黒ずみ解消の他にも、ニキビや肌のざらつき、シワ、たるみといった肌トラブルにも効果を発揮します。
女性器周りだけでなく、ヒップやビキニライン、プツプツが気になる二の腕などにもお勧めです。
ところで、顔のケミカルピーリングは多くの皮膚科で取り扱われていますが、デリケートゾーンのケミカルピーリングは一部の皮膚科でしか扱われていません。
希望される方は、近所のクリニックで取り扱いがあるかどうか、まずは確認するところから始めると良いでしょう。
デリケートゾーンの黒ずみを皮膚科で治す場合の薬物療法について
レーザー治療やケミカルピーリングなどの外科的な施術に抵抗がある方には、塗り薬や飲み薬によって黒ずみを解消する方法もあります。
最もよく知られているのがハイドロキノンの塗り薬です。
ハイドロキノンを配合した化粧品等はたくさん市販されて出回っていますが、皮膚科で処方されるハイドロキノンのクリームはあくまでも治療を目的としているため高濃度で、それだけ効果も非常に高くなっています。
また、ハイドロキノンと一緒に処方されることが多い塗り薬としてトレチノインがありますが、こちらはハイドロキノンの新棟を高める作用がある薬です。
ハイドロキノンと違って国内では市販されておらず、処方箋がないと購入することができない処方薬となっています。
なお、黒ずみ解消に用いられる飲み薬としては、トラネキサム酸やアスコルビン酸、L-システインなどがあります。
黒ずみ治療に飲み薬だけが処方されることはほとんどなく、レーザー治療やケミカルピーリングなどの施術、あるいは塗り薬の処方などと併用する形が一般的です。
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